狂気的な殺人鬼が隣に引っ越してくる。あなたはそんな日常に耐えられますか?Netflixで配信されているサスペンスドラマ「火の粉」を観終わったので感想をお話ししたいと思います!とにかくぶっ飛んだ作品でした!
あらすじ
2016年に日本テレビ系列の東海テレビで制作されたサスペンスドラマです。ユースケ・サンタマリアさん演じる武内真伍が梶間家という家族の隣に引っ越してくるという始まりでこれだけ聞くと単なるホームドラマ化と思いますすが、実はこの武内、過去に殺人罪で起訴されていました。しかし裁判の結果証拠不十分として無罪に。その無罪を言い渡したのが隣人家族の主である梶間勲(伊武雅刀さん)でした。この事を知り薄気味悪く感じる梶間雪見(優香さん)ですが、全く関係なしに武内は勲には感謝してもしきれないと隣に引っ越してきたことに運命を感じ梶間家に出入りするように。そこから梶間家を襲う不気味な展開と過去の殺人事件について明らかになって行く物語です。私はNetflixで観たのですが、もともとは2003年に出された小説が原作となっていて2005年にも単発ドラマとしてテレビ朝日で放送されていたようです。
終始怖いと独り言言いながら観てました
武内は家でバウムクーヘンを作るのが趣味
趣味のレベル超えてます
登場人物が皆おかしい
ドラマを観ていくうちに皆さん感じると思いますが、やばいのは武内だけではありません。すべて話すとネタバレになってしまうので控えめにすると、梶間家の俊郎(大倉孝二さん)が一番やばいと思いました。年齢は恐らく30歳を超えていると思うのですが、仕事に就いておらずいわゆるヒモ。それでいてまどか(庄野凛さん)ちゃんという娘がいます。仕事や育児は全て雪見に任せて当の本人は武内に進められ弁護士を目指し勉強に励むという展開になっていきます。冷静に働けよ!と思っちゃいました。弁護士めざすのも良いけど現実見ようよとドラマを観ながら妻とツッコミを入れたのを覚えています。梶間勲の妻・尋恵(朝加真由美さん)もすごく変でした。最後は冷静さを取り戻しますが、武内に完全に洗脳されていて物事の善悪が分からなくなっており、発言一つ一つが「マジか、、」と思っちゃいました。尋恵は勲の母親の介護にかなり疲れていて、そういった場面はすごくリアルで大変なんだろうなと思っちゃいました。他にも愛する人のためなら何でもする雪見の友人・琴音(木南晴夏さん)や、不法侵入しまくる池本夫妻(佐藤隆太さん・酒井若菜さん)など冷静に見ると破天荒な登場人物たちがそれぞれの想いを持って物語が展開していきます。でも一つだけ確かなのが皆が武内への何らかの思いを持っているということです。そこまでさせる武内の人間性というか本性というか、、、本当に恐ろしいと思いました。
この家族洗脳されます!
観終わっての感想
続きが気になりすぎて2日で観終わってしまった「火の粉」最初想定していたようなグロッキーなシーンもないので安心して見られました。作品の中では、もちろん武内はサイコパスなんですが、それに匹敵するくらい梶間家の人たちの異常さにもびっくりしました。それも武内が洗脳したと言ってもいいくらい梶間家の皆さんを虜にしていたので、今思うとそんな人たらしの表情、言動を繰り返す武内を見て3年前に勲は無罪判決を出してしまったのではとも思ったりします。最終的に一番ヤバいのは武内でしたね笑
以上「火の粉」のご紹介でした!こういうサスペンス系のドラマ好きなのでおすすめがあれば教えていただきたいです!ではでは〜。
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